こんにちは、暑いですね~
前回、こちらの患者さんの驚くような一面について書いたのですが
今回はさらにもうお一方、ご紹介させていただきます!
「聞かせて、おじいちゃん」
著:横田 明子
2021年6月に発売された書籍です。
表紙に写っていらっしゃる、この本の主人公である森政さんは当院に通院されている患者さんです。
原爆の被爆体験者であり、その当時の事を語り部として小学生、中学生や、先生、一般の方々に向けて講演されています。
私も森政さんの講演を聴きに行ったことがあるのですが、「被爆体験」ときいて想像する「戦争反対!NO原発!(゚Д゚)ノ!」という、私が思い込んでいたものとは違っておりました。
('Д')(あれ~思ってたのと…?)
当事者として語られる体験談は、戦争が一個人にどれほど長く、辛い影響を残すのかを生々しく、リアルに伝えてきます。
その一方「日本が、広島、長崎が、何故そうなったのか」という、原爆や戦争に至る背景を冷静に分析されていて、アカデミックな意味で勉強になる講演でした。
当事者の方が戦争、原爆について客観的かつ冷静に語られるというのが、とても印象に残りました。
ということで、こちらの本、、、
被爆体験を通し、人類が、この先未来をどうやってより平和な世界にしていくかの指針を示しています。
小学生高学年以上向けなので、字は大きいけど内容はちょっと難しめ
でも使われている言葉がやさしいのでわかりやすく、大人のみなさんにもおススメです
(*´ω`)
クリニックの待合に置いてありますので、是非ご一読くださいませ
^^) _旦~~
Comments